キリストにあって、神は人に完全無欠な救いを与えてくださいました。この完全な救いはわたし
たちの全存在(霊、魂、体)を含みます。神の救いにおいて、人の霊は再生され、魂は造り変えられつつあり、体は栄光化されるでしょう。
救われるために、人は神の御子イエス・キリストというお方と彼のみわざとの中に生きた信仰を持たなければなりません。真に救われたあらゆる人は、聖書が「共通の信仰」(common
faith テト
ス 1:4)と呼んでいるものを持っています。それは、わたしたちが救われるために信じなければなら ないものすべてを含んでいます。
わたしたちは、聖書が全く神の霊感による完全で神聖な啓示であることを信じなければなりません。すなわち唯一の三一の神
(父、子、その霊) がおられること、イエス・キリストは人となるために肉体と成られた神の御子であること、キリストはわたしたちのもろもろの罪のために十字架の 上で死なれ、わたしたちの贖いのために血を流されたこと、三日目に肉体を持って死人の中から復
活されたこと、彼は神の右に上げられて万物の主とされたこと、彼はご自身のものたちのために再び来られ、彼の王国を地上に打ち建てようとしておられることです。
永遠の救いは信仰を通し、恵みによります。わたしたちの働きによるのではありません。
救われるために人はイエス・キリストと生きた接触を持たなければなりません。こういうわけで
未信者を救いにもたらすことにおいて、わたしたちは祈りと主の御名を呼ぶことを強調します。ロ ーマ人への手紙第 10 章 9 節と 10 節は、人が救われるのには心で信じ、口で言い表さなければならないと言っているからです。
いったん人が救われると、その人は救いの確信と救いの保証との両方を持つでしょう。わたした
ちはひとたび救われれば永遠に救われます。